13日間の冬季休業を終え、1月6日(金)に第3学期始業式を迎えました。
本日、鳥取県では新型コロナウイルス感染症の新規感染者が過去最高値を更新したように、第8波の収束が見えない状況の中、リモートでの始業式を行いました。
始業式では、校長先生より、1年の最後の学期となる3学期を迎えるにあたり、各学年に対して期待することがお話されました。
朝一番、寒い中でも掃除にがんばる姿など、多くの生徒が新しい年、新しい学期に目標をもち、希望をもってスタートしたと感じることができた1日でした。
(以下は生徒たちに語られた、校長先生のお話です。)
赤碕中学校の生徒の皆さん、新年明けましておめでとうございます。 こうやって皆さんとともに無事新年を迎えられたことをうれしく思います。
世間では新しい年のスタートですが、学校ではラストの3学期となります。いい形で今年度を締めくくり、4月からの新しいステージにつなげてほしいと思います。
受験生である3年生にとっては、いよいよ勝負の時です。中学校での3年間、小学校の6年間を加えると、9年間の義務教育の集大成として、最後の最後まで、あきらめず、また油断せず、自分自身の進路を切り開いていってほしいと思います。「一生懸命な人にしかチャンスは微笑まない」これは、パナソニックの創業者である松下幸之助の言葉です。3年間赤碕中学校で培ってきた「全力赤中」の精神を発揮するのは、まさしく「今」です。
2年生は、3ヶ月後には最上級生です。生徒会や部活動など赤碕中学校を背負い、あらゆる場面で前面に立って行動していくことになります。
1年生は、3ヶ月後には後輩ができます。赤碕中学校を下支えするしっかりとした土台にならなくてはなりません。2年生も1年生もその立場にふさわしい言動が求められます。これまで同じというわけにはいかなくなります。その準備をこの3学期にしなくてはなりません。短い期間の3学期ですが、次につながる大切な期間となります。今の自分を、そして次の自分をしっかりと見つめて、いい準備をしてください。
それでは最後にある言葉を皆さんに紹介したいと思います。
Step by step. I can't see any other way of accomplishing anything.
これは、アメリカのプロバスケットボールNBAのスーパースターであったマイケル・ジョーダン選手の言葉です。
ジョーダン選手は、「ステップ・バイ・ステップ。どんなことでも、何かを達成する場合にとるべき方法はただひとつ、一歩ずつ着実に立ち向かうことだ。これ以外に方法はない。」と言っています。
それではみなさん一人ひとりが、一歩ずつ着実に夢や希望の達成、なるべき自分に近づいていけることを願い、3学期始業式の話とします。