2023年1月18日水曜日

筝の演奏にチャレンジしました

 音楽で筝を使った学習を行っています。

 は、1000年以上前から日本で演奏されている、日本の伝統文化です。もともと「琴」は、日本に古くからある6本の弦をもつ「和琴」といわれる楽器で、後の奈良時代に、中国から13本の弦をもつ「箏」が日本に伝わってきました。その箏には、柱という音程を調整するものがあり、もともとは全く違う楽器でした。日本古来の「琴」と中国から後に伝わった「箏」は、江戸時代にどちらも「こと」というようになり、「箏」という漢字が常用漢字ではないために、「琴」という漢字が一般的につかわれるようになったといわれているそうです。

 生徒たちは縦書きの楽譜を見ながら、「合わせ爪」「かき爪」「すくい爪」といった右手の奏法、「押し手」「あと押し」「引きいろ」「輪連」「すり爪」といった左手の奏法を教わりながら、『さくら』が演奏できるように練習に取り組みました。